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撮影/稲葉九

 映画『キューティーハニー』や『デビルマン』など実写化が相次ぐ“永井豪ワールド”から最終兵器ともいえるカルトな2大傑作『まぼろしパンティ』と『へんちんポコイダー』がファン待望の実写映画化され、映画『まぼろしパンティVSへんちんポコイダー』として5月10日から東京・渋谷のアップリンク・ファクトリーで公開された。監督は新作映画『いかレスラー』で話題の河崎実氏、主演は『まぼろしパンティ』に小森未来さん、対する『へんちんポコイダー』になべやかんさん。
 10日には公開初日の舞台挨拶が行なわれ、出演の小森さん、なべさんをはじめあご勇さん、河崎実監督が登場した。 

小森:「今回は藤寿々美とまぼろしパンティ役をやらせて頂きました。まぼろしパンティは(名前)そのままでパンツを被っている正義の味方なんですが、クライム学園を守るために頑張って、初めてのアクションに挑戦してみました」
なべ:「このポコイダー(の話を)頂いて本当にうれしいなと思ってます。
この“へんちんポコイダー”っていうのはですね…一応ですね、小学生の役ということで、私今年34になりまして、34歳でランドセルをしょって、スキップをして、それにもめげずやらせて頂いて(笑)それでこの現場というのがすごい現場で、非現実的な撮影空間だったんですけど楽しく撮影する事が出来たんで、きっとその楽しさがスクリーンにも現れると思うんで、その辺を皆さん楽しんで観て下さい」
あご:「私、初の悪役をやらせて頂きまして、どうなるのかなと思ったんですけどちょっとメイクに凝りまして、それで悪役をやりました」
河崎:「今年は『キューティーハニー』と『デビルマン』が公開ということでね、永井豪バブルにあやかろうということで、そんな感じでやってみました」
 と、それぞれが爆笑トークを炸裂、会場を笑いの渦に巻き込んだ。


□小森さん、実際に“まぼろしパンティ”という役をもらった時の感想は?
「もともと私は『まぼろしパンティ』というのを読んだことがなくて、話を頂いてから原作を読ませて頂いたんですよ。1ページめくったら“ええっ!なに?これ。ええっ!”って思ってマネージャーに“この格好するの?”って聞いたら“うん、そうだよ”って普通に言われて。それで河崎監督に会った時も“パンツ被るんだよ”って言われて、すごい不安だったんですけどいざ被ってしまうとまた変わるもので、何かすごい正義の味方になったような気分になりました。ヘンタイチックだったんですけど、正義の味方になって頑張りました」

□やかんさん、実際にこのスーツを着てみてどうでしたか?
「初のヒーローモノだったんで、正直ですね、昔はヒーローに憧れてヒーローをやりたかったんですよ。ところが今テレビ見てると皆イケメンヒーローばっかりで、これじゃ出来ないなっていう時にこういう話を頂いて。ヒーローというのは嬉しかったですね」
□見どころは?
「やっぱりですね、変身シーン!この変身シーンが印象的だと思いますんで、皆さんマンガ読んでる方はわかると思うんですけど。これを監督がどのように表現したか、ここを見て頂けたらと思います」

□あごさん、特殊メイキャップはどれくらい時間がかかったんですか?
「40分くらいですかね。僕意外とね、真面目な好青年なんですけど(笑)、ちょっと白塗りするとね、やっぱりちょっと変わります。最初はね、正直台本を隠しておりました。ウチの女房にちょっと隠してたんですけど、今終わってみて、河崎実ワールドにハマって。観終わった後にですね、皆さんもそうなんですけど、爽やかな気分になるっていう(笑)」