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撮影/稲葉九

 永井豪大先生原作の不朽の名作『けっこう仮面』劇画版最新作『けっこう仮面 RETURNS』(VOL.3)『けっこう仮面 SURPRISE』(VOL.4)(共に製作はアートポート)が公開され、話題を呼んでいる。監督は長嶺高文さん、主なキャストはけっこう仮面さん、未向(みさき)さん、ほしのあきさんら。
 公開初日を迎えた10月31日には舞台挨拶が行なわれ、未向さん、ほしのあきさん、内田ゆみさん(RETURNSに出演)長嶺監督が作品について語った。


□まずは一言ずつご挨拶をお願い致します。
長嶺:「皆さんのお陰でまたこんな形で公開できる事になりました。どうも有難うございます」
未向:「今日は“けっこう仮面”さんが来てないみたいでちょっとさみしいんですけど、まあ、その分“若月先生”頑張ります!未向です。よろしくお願いします」
ほしの:「まゆみ役をやらせていただきました、ほしのあきです。今回はかなり女子高生を演じさせてもらって楽しかった毎日でした(笑)かなり内容が面白いと思うので最後まで見ていって下さい。よろしくお願いします」
内田:「水田まり役をしました、内田ゆみです。今回は私にとって初めての映画だったんですが、特技の水泳が生かされてると(笑)思います。ぜひ楽しんでいって下さい」
□出演者の皆さんはとても華やかですね。監督から見たお3方の印象を教えて下さい。
長嶺:「そうですね。未向ちゃんは真面目なのかな。あきちゃんは明るいっていう感じで、ゆみちゃんは若いっていう感じですね。ちょっとやせましたね。今日の衣装を見てると、一番若いのが一番派手だなと。高校が停学になっちゃうくらいの格好をしてきてる感じですね」
□女のコがいっぱいの撮影現場で、監督としては仕切るのも大変なんじゃないかと思うんですが、その辺のところはいかがでしたか?
長嶺:「前回に続いて、みんなに楽しいんじゃないかって言われるんですけど、もう、仕切ったりはしてないと思います。要するに画面の中に彼女たちが遊んでる感じが出てくればいいので、それをどうやって捉えて、例えばもっと下らなく出来るかなと思って竹とんぼを使ったり、彼女たちの頭の中にあるものを出してあげようというのが基本的なことですね」
□出演者のお3方、はじめに“けっこう仮面”のオファーが来ました。“けっこう仮面”のイメージと実際に映画をやってみた感想をお聞かせ下さい。
未向:「私は“けっこう仮面”自体は全然知らなくて、お話があってから読んで“あっ!えっ?おぉ!”みたいな(笑)でも実際にやってみたら、私“けっこう仮面”さんに実際にお会いしてないんですね。出番が必ずあれなので。でも皆さんすごく楽しくて、監督さんの独特の世界で作られてるお話なのでホントにすごく面白くて、出てよかったなと思います」
ほしの:「毎回毎回イジメられてばっかりだったんですけど、意外とイジメられるのも最初は嫌だったんですけどそのうち楽しくなってきまして(笑)快感になってきて、しかも女子高生役じゃないですか。だから毎日ロケが楽しくて仕様がなかったです。でも“けっこう仮面”さんにはいつも助けてもらっていたので、今日来てくれるかなと思ってたんですけど。“けっこう仮面”さんには最後の挨拶もなかなか出来なかったので」
□でもまだ舞台挨拶が終わるまでに“けっこう仮面”さんが出てきてくれるかもしれないから。
ほしの:「(笑)そうですよね、“けっこう仮面”さんと衣装を合わせて来るつもりで赤にしたんですよ(笑)だからちょっと来るのを待ちたいと思います。皆さんもいっしょに待ちましょう!」
内田:「最初、“けっこう仮面”っていう物語を知らなくてそれで急いで読んでみて、“けっこう仮面”って最初服を着てると思ったんですよ。そうしたら“エッ!”っていう感じで止まっちゃって。下は裸じゃないですか。現場で“けっこう仮面”さんが来てくれた時にジーッと見ちゃいました(笑)カッコ良かったです、すっごい。迫力があって」
□今回はマスクも一新ということですが?
長嶺:「ええ。やっぱりなんて言うのか、たまたま僕が作ったりしていて、前作をやっていて(作品の)ファンの方が多いじゃないですか。僕なりには一生懸命やってるんですけどいろんなファンの方の意見があって、それを取りまとめながら一番多かったのはマスクの柔らかさというか、そこを指摘されたんで、よりみんなの憧れの“けっこう仮面”になってほしいなというので、ちょっと質感を変えて。その分“けっこう仮面”さんはたいへんだったんじゃないかというか、いわゆる圧迫感があるんですよ。より今まで以上におもちゃっぽいものからSMチックな感じがして(笑)マスクをしてる方はたいへんだったんじゃないかなと思います」

 『けっこう仮面』は永井豪さん(『デビルマン』の原作者として有名)原作のもと1974年に登場、以来ヒロイン“けっこう仮面”の活躍は今日まで一部の男性諸氏の心をグッと捕らえ離さない“愛と涙と笑いと正義”の逸品となった。永井作品に多く見られる“エロティシズムと笑い”を踏まえた実写版「けっこう仮面」は原作を見事なまでに再現しシリーズVOL.1&VOL.2は大好評を得た。今回新たに公開された最新作VOL.3&VOL.4でももちろん「けっこう仮面」のトレードマークとも言うべき“顔を隠して肉体を隠さない”斬新な(?!)コスチュームとナンセンスギャグは健在、更にグレードアップしたマスクとヌンチャクさばきで学園の巨悪と戦っている。
 作品は11月7日まで渋谷のアップリンクファクトリーで上映、11月26日にシリーズVOL.3『けっこう仮面 RETURNS』がDVD化しアートポートより販売される。

※長嶺高文監督
主な作品に「喜談 南海変化玉」(1978年主演、檀ふみ、大竹まこと)「ヘリウッド」(1982年主演、斉藤とも子、羽仁未央)「けっこう仮面シリーズ」など
※岡野勇気(脚本)
主な作品に「エコエコアザラク」「ねらわれた学園」(共にTX)「美少女H2」(CX)「時空警察ヴェッカーD-02」(ANB)など
※未向(美人教師・若月香織役)
映画「花と蛇」(石井隆監督作品、主演、杉本彩)などに出演。

 








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