通り魔による突然の凶行以来、アキバの雰囲気は確実に変わってしまった。至る所に警官が立ち、そしてパトロールしている。ホコ天は当面中止となり、土日、祝日の人出も、パッと見には分からないが少なくなったとか…。
事件の影響が色濃いそんな中、アキバをこよなく愛することでは日本一といっても過言ではないアキバ系アイドルたちは、敢えてイベントを開催した。
主催は、桜川ひめこや松本香苗などが所属するアキバ系アイドル事務所【Marvel Yell】だ。
「アキバでこういう事件が起きてしまって、うちとしては何もアクションを起こさないわけには行かない」とは、同事務所代表の平井氏。
ということでこのイベントの目的を、犯罪被害者支援のためのチャリティとし、会場では“病気や事故で人生を全う出来なかった人々への追悼を表すレッドリボン”を販売。その収益を、社団法人 被害者支援都民センターに寄付するというものだった。
「今日はこんなことしか出来ませんけども、チョットでも役に立てればと思っています! メロメロめろん!」(桜川)
「今日もアキバに平和が戻るように頑張りたいと思います!」(松本)
他の出演者もステージ上から集まったファンに向けて、早く以前の楽しい秋葉原に戻るようにとの願いを込めて歌とメッセージを贈った。
ホコ天もなくなり、物々しい警備態勢の中で、とても路上でヲタ芸などを展開できないアキバ系アイドルファンたちもそれに応え、努めて激しく、元気に彼女らの熱演に応えていた。(了)


















