小寺里佳
出演映画『エンプティー・ブルー』初日舞台挨拶で緊張の面持ち…。
2009.5.30 / 渋谷TSUTAYAシアター

 元・PARADISE GO!!GO!!のメンバーの小寺里佳が映画『エンプティー・ブルー』で映画デビュー、舞台挨拶に登場した。

 PARADISE GO!!GO!!、通称パラゴーは、大阪を中心に活動していたストリート出身のヴォーカル・ダンスユニット。時期により5〜7人とメンバーの増減を経ながら、次第に全国区に手を伸ばそうと頑張っていたが、2006年の東京でのイベントを最後に、現在は活動休止状態にある。

 筆者も活動当時、06年頃に地方アイドルイベントに、大阪出身のグループとして参加していたのを観たことがある。あくまで手作り感覚の他の地方アイドルグループの中で、その本格派のパフォーマンスは、一線を画していた感が強く、さすがはエイベックス系のグループだ、と思わされた。

 小寺里佳は、05年に新規加入し、人気を得ていたメンバーだった。

 さて、その出演映画『エンプティー・ブルー』は、工場勤めの26歳の青年・タカシ(主役/秦秀明)が、その夢の中に現れる少女(長谷川葉生)に影響されて行く姿を描いたファンタジーだ。

 ファンタジーではあるが、単調な労働に明るい将来を見い出せない青年・タカシの心模様を描いているので、映画の雰囲気は夢一杯!…とは行かない。

 夢の中の少女が美しく、その存在が大きくなるのに比例して、タカシの抱える現実も影を大きくなる。

 やがてタカシは、夢の中の少女の影響で、職場を去る決心をするのだが…。

 誰もが抱える、自己の現実と夢とのギャップを思い出させ、振り返らせてくれる作品だ。

 主人公・タカシの妹役を好演した小寺里佳は作品について、
「現実の不満や将来への不安は誰でも持っているものだと思うんですよ。それが極端に大きくなってしまったのがタカシだと思うんです。それで夢に傾いて行くタカシの、何度も現実に戻ったり、また夢に傾いたりを繰り返しながら、それが徐々にまっすぐになって行くところが良かったです」
と語る。う〜む、含蓄が深い…。

 作品中では女子高生役だが、この日、ファンの前に現れた彼女は、若干緊張気味。そしてかなり大人びた雰囲気になっていた。

 現在ダンス・ヴォーカルグループ【セカンダリーズ】のメンバーとして活躍中で、そろそろ本格デビューの模様だが、女優としての活躍も期待したい。(了)

 


小寺里佳、伝説のアイドルグループ「パラダイスゴーゴー」の小寺里佳が映画初出演!

 

 
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