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撮影/稲葉九

グラビアで活躍中の“さやぽん”こと疋田紗也さんのミュージックDVD『Pink Cherry』(日本デジタルコミュニケーションズ/イーネットフロンティア)が5月26日に発売され話題を呼んでいる。今までライブなどのイベント会場でしか聴けなかった疋田さんの歌とビジュアルがDVDで楽しめるのだ。つい先日には秋葉原のヤマギワソフト館で店頭ライブも行なわれ、多くの人が疋田さんの歌声に聴き入った。

そもそも疋田さんはグラビアで活躍のほか歌もこなせるタレントさんで、たしかデビュー時は歌手志望で現在のプロダクションからデビューした。同所属事務所で人気の“FunnyStones”さんの渋谷でのライブイベントの時に木村百合さんと彼女が観客として来ていて、撮影中だった取材班はまだデビュー前の疋田さんにこの時に初めて出会った、というか紹介された記憶がある。(確かアイトピックス!の記事になったはず。それもたった半年前の事)そんなわけで疋田さんは歌唱力もさることながらアイドルらしいルックスと“不思議ちゃんキャラ”で現在人気が急上昇中なのだ。疋田さんが今回発売となるオリジナル曲と出会う前、市ヶ谷や六本木で行なわれるライブイベントで彼女は好んで大塚愛さんの“さくらんぼ”などを披露していて、その時の会場はほとんどの観客が大いに盛り上がっていた。そこから彼女の歌手活動が始まっているのだとしたら、今回、疋田さんが発売する『Pink Cherry』はまさにファン待望、そして何より疋田さん本人がめちゃめちゃ楽しみにしていたプロジェクトの1つの成果だ。今後も疋田さんは歌手活動を続けていくと思うが、そのスタート地点に立ち会えた事はとてもラッキーな事と捉えている。アイトピックス!では結果として今となっては貴重となったファーストMDVD『Pink Cherry』のプロモーションビデオの撮影現場(スタジオ、秋葉原、ライブハウス)とレコーディング、衣装の初披露からオリジナル曲の初ライブ、プロモーションビデオの初披露などに立会い、その都度、疋田さんにその時の心境をインタビューした。いよいよ今週末には大阪・名古屋でインストアイベントが開催される。これに合わせてアイトピックス!でも本作品の魅力を存分に皆さんに知ってもらうためにメイキング・オフショットという形で制作現場の写真とインタビューをお送りします。

■3月19日(都内撮影スタジオ・PV撮影現場)

事務所の社長さんから「今、都内で疋田のPV撮りをしてるんですけど、来ませんか?」という電話があり、この日の取材スケジュールを何とか調整して、少々遅れて現場に到着します。しかし、連絡を頂いた社長さんと、プロデューサーさん、そして肝心の疋田さんは衣装合わせのために外出中。しばしスタジオで疋田さんの帰りを待ちます。  20分ほどして疋田さんたちが戻り、ブルーバック上で“Do You Love Me?”の収録シーンを取材。惜しくもこの日用意された“ピンクのフリフリ”衣装姿は時間の都合上、取材できませんでした。

□お疲れ様です!今日はどんなシーンの撮影ですか?
「今日はまだあんまり撮ってないんですけど、今みたいに悲しげに歌ってる感じと(笑)、一応悲しげなんですけど、あとは四角い箱みたいなのをいっぱい並べてその上で歌ったりしました」

□これからどんなシーンを撮るんですか?
「これからはちょっとフリフリの衣装を着て(とにかくうれしそう!)かわいく撮るんじゃないかなと(笑)と思います」

□どんなPVに仕上がりそうですか?
「どんなんなんでしょうかね〜。初めてなので全然わからないんですけど…まあ、見て頂ければわかるかなって(笑)」

□ファンの人たちはみんなすごく楽しみにしていますよ。そんな皆さんにメッセージをお願いします。
「紗也の大好きな歌が出せるので皆さんも楽しめる、自分も楽しめるようなDVDが出来上がるのではないかと思うので、ぜひぜひ聴いて見て下さい」


■3月20日(PV撮影現場 秋葉原・市ヶ谷ロケ)

撮影スタジオでのPV撮りから数日後、今度は“Pink Cherry”の撮影現場にお邪魔します。先日のスタジオ撮りの模様は取材できなかったので自然と力が入ります。この日の取材班は午前中に市ヶ谷のライブイベントを取材予定でしたが急遽キャンセル。既に都内で撮影ロケをしている撮影班と秋葉原のヤマギワソフト館前で合流します。“秋葉原の中央通りでゲリラ撮影をします!”という取材班としては非常に魅力的なシチュエーションに小躍りしながら待ち合わせ場所のミスドに行くと、そこには食事をする疋田さん。特に緊張する様子もなくおいしそうにゴハンしてます。

食事を終える間、プロデューサーさんは現場の下見、その他のスタッフ、取材班は店内で待ちます。疋田さんは“ピンクのフリフリ衣装”に着替えをするため席を立ちます。 疋田さんが着替え終えたところでついに撮影開始。ただでさえ目立つ衣装にムービーカメラ2台、スタッフ数名と取材班で中央通りを2往復します。この日は天気も良い週末のため歩行者天国の路上には数多くの人々がいて、その中には熱心なファンの方の姿も見え、もちろんその間ラジカセからは“Pink Cherry”が大音量で流され、それに合わせて疋田さんが振り付け、動き回るのです。目立つ事この上ない状況となりました。

秋葉原での撮影を終えると今度は市ヶ谷のライブハウスへと向かい、今度はステージ上でのPV撮影が始まりました。撮影班と取材班がたどり着くほんの数分前まではここでアイドルライブのイベントが行なわれていたとの事。熱気冷めやらぬライブ会場で疋田さんが完璧な振り付けを2度行ない、2ヶ所のロケが終了しました。

□今日1日の感想を教えて下さい。
「秋葉原で本当に歌うなんて思わなかったですね(笑)」

□秋葉原はどうでした?
「なんか寒くて、寒くて、寒かったんですけど(笑)あんまり覚えてないんですよ」

□周りは見えてました?
「全然見えてなかったです。カメラだけで、終わったら“あっ、終わった”って。あんまり回りは見てなかったですね」

□この衣装のポイントはどこですか?
「どこなんですかね。私の大好きなピンクとフリフリとキラキラと全部入った、そんなところですかね」

□今歌った曲は何という曲なんですか?
「まだ決まっていないんだと思うんですけど、(仮)で“Pink Cherry”かなんかですかね。たぶん(笑)」

□いつも歌ってる曲(Do You Love Me?)と一緒に入るという感じですか?
「そうですね」


■4月4日 (都内録音スタジオ “Pink Cherry”歌入れ作業現場)

緊迫した録音スタジオ内。この日の疋田さんは風邪気味なのか、思うように声が出せない様子。プロデューサーと疋田さん、アーティストさんとの間で様々な意見が交わされています。
「どうかしら?」(プロデューサーさん)

「基本的にはダメですね」(疋田さん)

「ダメ!?…これで流しをやっても良くなさそう?」(プロデューサーさん)

「なんか…何て言えばいいんだろう。つらいです」(疋田さん)

「ボクの意見的にはバラードみたいな歌い方になってるので、そうじゃなくてジャンプしてるような、歯切れのいい感じがほしい。ジャンプして歌ってもいい感じで」(アーティストさん)

「…だって疋ちゃん。どう?」(プロデューサーさん)

「息が続かない感じです」(疋田さん)

「でもすごく上手いよ。びっくりした。高い声も出てるし。この後は本当にノリだと思うよ」(アーティストさん)


初めての楽曲、レコーディングはこんな感じで始まったのです。レコーディングに集中したいという事でその後は取材はすべてシャットアウトでしたので、簡単なインタビューを行ないました。

□生まれて初めてのスタジオはどうですか?
「思ったよりスムーズにいってうれしかったんですけど、もっと深めたいですね。もっと上手くなりたいです」

□どんな感じの曲が得意なんですか?
「どっちかっていうとバラード…なのかな。スローテンポが自分的には合ってる感じです」

□声の高さはきれいだと言われていて、それは自覚してる?
「声を伸ばすのは好きです」

□どんなバラードが好きですか?
「私は宇多田ヒカルさんの“FirstLove”が好きなんです」

□今日はどんな曲をレコーディングするんですか?
「今日はタイトル曲の“Pink Cherry”です」

□“Pink Cherry”って疋田さん的にはどんな曲のイメージ?
「こんな感じです。そのまま。そんな“Pink Cherry”(笑)」

□歌ってるとどんな気持になります?
「楽しくなりますね。元気になれる女のコの歌っていう感じですね」

□聴きどころはどんなところでしょうか?
「…ジャンプしたくなりますよ。(ライブに聴きに来てくれる人はジャンプを)してほしい歌ですね。あとは一緒に踊ってほしいです。簡単な踊りなので、一緒に踊ってほしいと思います」